玄米4合2010年11月17日

朝4時、寒さで目が覚めた。
ベッドの中で全裸。
眠るときには確かに着ていたTシャツとパンツを、なぜか自分で脱ぎ捨てていたようだ。

朝6時に出勤した時の気温は8度。
昨日より気温は暖かいけれど、空模様は冬そのもののにび色。
色をなくした庭で、門の脇に植えた小菊の黄だけが鮮やかだ。

車で出勤し、頑張って労働。
午後、ある調べものをしていて辿り着いた原書が辞書なくして全く読めない。
元から非常にささやかだった僕の英語力は、いまや風前の灯だ。

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夜、二合の米を炊いた。
米の二合は茶碗4杯のご飯になる。
そのうちの1杯を今夜、卵かけご飯で食た。
もしかしたら全ての食べ物の中で、卵かけご飯が一番好きかもしれない。

残りのご飯で3個のオニギリを作り冷凍する。
それが職場での三日分の朝食になるのだ。

で、炊ける間に宮沢賢治の伝記を読んでいて気付いた。
「雨ニモマケズ」の「一日ニ玄米四合ト味噌ト少シノ野菜ヲタベ」だけれど、
一日に玄米4合も食べられるものだろうか?
玄米四合というと、茶碗8杯?

検索すると同じような疑問を感じた人も多いようでアチコチで話題になっていた。
当時の彼の暮らしではたいしたオカズも無く、重労働に耐えるためには沢山の米を必要とした
と言う事だろう。

それはさておき、宮沢賢治を読むと僕ももっと丁寧に生活をしなければと思う。
毎晩酔ってソファで居眠りする生活を、ちょっと反省するのだ。